Twitterでの気になる会話
ショッピング広告の効果を高めるとして、title属性を変えるということが一番インパクト大きいのは間違いありません。 ただし、商品データの品質≒広告品質はtitle属性だけでは決まらないことも頭に入れておくべきです。これがテキスト広告やイメージ広告と大きく異なる点。
では、質の高い商品データとは?ですが、実は定義があります。 ・正確で包括的なデータの提供 ・最新のデータを提供 ・検証可能なデータの提供 質の高いデータを提供する – Google 広告 ヘルプ https://support.google.com/google-ads/answer/188489?hl=ja 特に重要なのが「正確で包括的なデータの提供」というやつです。
「正確で包括的なデータ」とは即ち、できるだけ多くの種類の情報が正しく記述されていること。 商品に直接関係する情報は丁寧に網羅されているのに、存在するはずのgtinが未記入でインプレッションまったくしないといった光景はよく見ます。 そんな状態でtitle属性をいくら変えても梨の礫
なので、これらの事例を試すとするならば、そもそも商品フィードがしっかりと構築されているという前提があって成り立つということは、頭の中に入れておいてほしいです。 ある程度ガタガタでも良いですが、広告費用対効果は下がると思います。
「最新のデータ」「検証可能なデータ」は主に審査に影響してくるところなので、広告品質とはちょっと離れる話なので割愛。 蛇足ですが、GooglebotがJohn Smithという名前で商品をカートに入れたり離脱を繰り返して品質チェックしているというのがホットトピックス。
最後に、title属性を機械的に最適化することができる広告主はほとんどいないと思うので、考え方だけ。 ①その商品は指名買いか衝動買いか →商品認知が高ければ名指しで検索されるので、商品名は前方が吉 →商品認知がされていなければ商品名で検索されないので、後方でOK
②その商品を選ぶ決め手は何か? →ギフトセットなら、ギフトや母の日お歳暮などをtitleの後方に入れる事はオススメ。ギフト系と複合されたの検索語句にもしっかり表示できる。 →ただし、決め手をtitleに入れるからには商品ページにも細くは入れたほうが良い。
ただ、①も②もすべての商品でいきなりは出来ないので、メインとなる商材をきっちり決めて、Merhant Centerの補助フィードを使ってゴリゴリとテストするのが良いでしょうね。
ちなみにどれだけ広告を頑張っても、通販不安層のお悩みが解決できないとコンバージョンに至らないので、広告観点だけではなくEC全体を俯瞰して取り組むのが良いかなと思います!
とはいえ、この実験結果は個人的に仮説を持っていたものに対して、見事に検証がされていたいたので、やっぱりショッピング広告って面白いなぁ、人っぽさがあるなぁと、まざまざと感じさせてくれる素晴らしい検証だと思います!! もっと日本でもショッピング広告周りが盛り上がると良いですね!以上!
ありがとうございます。とても参考になりました。
楽天市場、au PAY マーケット、トイザらスに見る Google ショッピング広告の最適化
欲しい商品をインターネットで検索し、EC サイトで購入する人は増えています。それに加え、欲しいとまでは興味がなかったとしても検索を通じて商品と出会い、その場で瞬間的に購入まで至るような「パルス消費」型の購買行動もこうした EC 利用の増加を後押ししているでしょう。